四季ごとのハムスターの健康管理と必要な栄養・餌について

子どもとハムスターを飼育

手の平に乗るほどの小さな体はハムスターの魅力ですが、同時に抵抗力が弱く、繊細な面があります。

人間にとっては些細な変化が、ハムスターにとっては大きな影響となることも。

また寿命は2~3年であり、人間の数十倍の早さで老化することになります。

そのためハムスターの健康を守るには、人間ではなくハムスターの感覚で接することが大切です。

 

今回はハムスターの健康管理をするうえで最も大事な、温度管理と食事管理についてお伝えしていこうと思います。

季節に合わせた温度管理

ハムスターは自分で体温調節がうまくできず、温度や湿度の変化に敏感です。

気温が高すぎたり低すぎたりすると、病気や命の危険があるため、季節に合わせた温度管理が必要です。

ハムスターが快適に暮らせる環境は、温度18~25℃・湿度40~60%です。

 

ケージ内の温湿度を一定に保てるよう、季節ごとの管理方法について見ていきましょう。

春は気温的には過ごしやすい季節ですが、朝晩と昼とでは寒暖差が激しく、急激に冷え込む日もあるので注意が必要です。

床材はたっぷりと多めに入れてあげ、寒い日には潜りこめるようにしておきましょう。

 

蒸し暑い夏は、ハムスターには厳しい季節。

ケージは直射日光が当たらない場所に置き、エアコンで快適な温湿度をキープします。

ハムスターは汗をかかないので、扇風機は効果がなく、逆にストレスになるため使用を避けます。

アルミやセラミックの涼感プレートや、保冷剤とクーラーボックスを使った冷却グッズなどの使用もおすすめです。

温度が25℃を上回ると、熱中症や夏バテのリスクが高まるため、注意が必要です。

 

体温が上がり呼吸が苦しそう、ぐったりしているなどの場合は急いで病院に連れていきましょう。

夏の暑さが和らいで過ごしやすく、ハムスターも快適な季節。

しかし残暑の厳しい日があったり、春と同じく朝晩と昼の寒暖差が大きかったりする時期でもあるので、風邪をひかないよう温度管理をしっかりと行いましょう。

冬、最も危険なのが「擬似冬眠」です。

温度が15℃を下回ると動きが鈍くなり、10℃以下になると体が冷えて呼吸が浅くなり、冬眠してしまいます。

体温調節がうまくいかずにそのまま亡くなってしまうことも多く、とても危険です。

体温が低い、ずっと寝ているなどの様子が見られたら、擬似冬眠の可能性を考えましょう。

すぐに両手の平で体を包み込み、温めて回復させながらすぐに病院へ。

ケージ内の温度を18℃以上に保てるように、ペットヒーターを敷いたり毛布で覆ったりして対策する必要があります。

栄養バランスを考えた食事管理

ハムスターは、草食に近い雑食性の動物です。

美味しそうに食べる姿が可愛くてつい与えすぎてしまいそうですが、肥満や病気につながってしまうので注意が必要です。

毎日きちんと量って適正量を同じ時間帯に与えるようにしましょう。

 

毎日与えるもの

 

ペレット

 

ハムスターに必要な栄養を考えて作られた専用フードです。

ハムスターの主食となり、基本的にはペレットだけで十分な栄養を補えます。

種類が多いため、大きさや固さ、含まれる栄養分などをよく確認して選びましょう。

 

一日の食事量は体重の5~10%が目安。

例えば体重100gなら5~10g、体重40gなら2~4gほどです。

新鮮な水

ハムスターはもともと砂漠で暮らしていたため、大量の水を飲むわけではありません。

しかし毎日水を交換し、新鮮な水をいつでも飲めるようにしておきましょう。

ミネラルウォーターは膀胱結石などの原因になるため、水道水を与えます。

ときどき与えるもの

 

穀類・油種子

例)えん麦、コーン、ひまわりの種、かぼちゃの種

野生のハムスターは主食として植物の種を食べているので、おやつとしてなじみがあります。

ビタミンやミネラル、たんぱく質が豊富で、ハムスターの大好物。

 

与えすぎはカロリーオーバーになるので、量は控えましょう。

野菜

例)にんじん、ブロッコリー、キャベツ、かぼちゃ

栄養素が高い野菜は、ハムスターに安心して与えられるおやつです。

中でも緑黄色野菜はビタミンたっぷりでおすすめ。

 

水分が多い野菜は下痢の恐れがあるため、注意しましょう。

 

くだもの

 

例)いちご、りんご、バナナ、オレンジ

くだものは繊維質が多くビタミンも豊富で、甘い香りと味はハムスターも大好きです。

 

しかし糖分が多くカロリーも高いので、与えすぎは肥満の原因になるため少量に。

水分の少ない佐藤不使用のドライフルーツもおすすめです。

 

動物性たんぱく質

 

例)ゆで卵の白身、チーズ、にぼし、ミルワーム

野生のハムスターは虫やクモなどを捕食し、動物性たんぱく質を摂取していました。

妊娠中や出産、成長期には必要な栄養素ですが、摂りすぎには注意です。

 

人間用のチーズなどは塩分が多いため、必ずハムスター用のものを選びましょう。

 

×与えてはいけないもの

 

例)ねぎ類、アボカド、じゃがいも、アルコール、カフェイン

少量でもハムスターにとっては命取りになります。

中毒を起こし死に至ることもあるので、絶対に与えないでください。

 

万が一危険なものを口にしてしまった時は、迷わず病院へ連れて行きましょう。

 

まとめ

ハムスターの健康管理の上で欠かせない、温度管理と食事管理についてお伝えしました。

 

小さな命はとてもか弱く、快適に生きるためには飼い主が適切に管理してあげる必要があります。

季節や住んでいる地域に合わせて快適な温湿度を保ちましょう。

 

食事はハムスターの健康の基礎を培うため、栄養バランスを考えながら適正量を与えることが重要です。

大切なハムスターのために健康管理をしっかり行い、ハムスターとの時間を楽しく過ごせたらいいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました